【デンプンの老化】とは?ご飯やパンが固くなる理由も解説!

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料理をしていて、こんな疑問を感じたことはありませんか?

炊いたご飯が冷めると固くなるのはなぜ?
パンを冷蔵庫に入れるとパサパサになるのはどうして?

実はこれは、「デンプンの老化」という現象が原因です。

デンプンは加熱すると柔らかくなりますが、冷えると再び結晶構造を作り直し食感が固く変化します

この仕組みを理解すると、

・ご飯を美味しく保存する方法
・パンが固くなる理由
・冷凍保存が向いている理由

など、料理の失敗を防ぐヒントが見えてきます。

この記事を最後まで読んで、料理での何気ない失敗を避けられるようになろう!


目次

でんぷんの老化とは

多くでんぷんを含む食材)

でんぷんの老化とは、加熱で柔らかくなったでんぷんが冷えることで再び固い構造に戻る現象です。

ご飯やパン、じゃがいもなどの食品でよく見られます。

具体的には次のような変化が起こります。

  • ご飯が冷めると固くなる
  • パンが時間とともにパサつく
  • じゃがいもボソボソになる

これらはすべて温度が下がることによるでんぷんの再結晶化が起きているのです。


でんぷんの老化が起こる仕組み

でんぷんは主に2つの分子からできています。

アミロース
アミロペクチン

化学的な説明が難しい方は、この章は飛ばしてしまって大丈夫です!

加熱すると水を吸って膨らみ、柔らかい状態になります。
(「でんぷんの糊化」←こちらの記事で詳しく解説してます!)

しかし冷えると、分子同士が再び整列し、結晶構造を作り直します

このとき起こるのが老化(レトログラデーション)です。

結果として

  • 水分が抜ける
  • 組織が締まる

ことで、食感が固くなります。


ご飯が冷えると固くなる理由

炊きたてのご飯が柔らかいのは、でんぷんが糊化しているためです。

しかし時間が経って温度が下がると、

①アミロースが再結晶化
②水分が外へ押し出される
③食感が固くなる

という変化が起こります。

これが冷めたご飯が固くなる理由です。


パンを冷蔵庫に入れると固くなる理由

パンは冷蔵庫で保存すると急速に老化が進みます。

実は、でんぷんの老化は

0〜5℃付近で最も進みやすい

という特徴があります。

つまり

室温 → 老化はゆっくり
冷蔵庫 → 老化が加速

するのです。

そのためパンは冷蔵保存に向いていません


ご飯やパンを美味しく保存するコツ

でんぷんの老化を防ぐには、次の方法が効果的です。

冷凍保存する

冷凍すると分子の動きが止まり老化が進みにくくなります。

そのため

ご飯は冷蔵より冷凍保存が向いています。

冷凍するときは炊飯後すぐに!
➡保温状態だと米の水分が少しずつ失われていくため。


電子レンジで温める

再加熱すると

  • 結晶構造が崩れる
  • 再び柔らかくなる

ため、食感が改善します。

ラップは包んだまま加熱しよう!
➡ラップによって蒸気(水分)を逃がさず、ふっくら仕上げられるため。


料理IQ向上ポイント💡

でんぷんには次の2つの状態があります。

  • 糊化(加熱で柔らかくなる
  • 老化(冷えると固くなる

つまり料理では

温度によって食感が変化している

ということです。

料理では「熱」がとっても大事な要素
今回は「デンプン」に焦点を当てたけど、当然ほかの食材や物質にもいろいろな現象をもらたすことを覚えといてね!

この仕組みを理解すると、

  • ご飯の保存方法
  • パンの扱い方
  • じゃがいもの調理

などをより理屈で考えられるようになります。


まとめ

でんぷんの老化とは、糊化したでんぷんが冷えて再結晶化する現象です。

この現象によって

・ご飯が固くなる
・パンがパサつく
・じゃがいもがボソボソする

といった変化が起こるんです。

料理の仕組みを理解すると、日常の料理の疑問も自然と解けていきます。

これも料理IQを上げるための大切な知識です。

ぜひ、実際に料理するときに学んだ知識を活かしてみてください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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